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つぶやき

【感想】「劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES」エンドロールで感動のあまり泣いてしまいました

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」を見に行ってきました。

「シティーハンター」は週刊少年ジャンプで連載されたコミックで、テレビシリーズも大ヒットした伝説マンガです。
私はもろにシティーハンター世代のキッズだったので、テレビシリーズを夢中で見て、もちろんTM NETWORKにも夢中になっていました。
そんな「シティーハンター」が映画で帰ってくると聞き、モッコリ!・・・じゃなかった、ビックリ!です。
これは絶対見に行かなければ!ということで、同じくシティーハンター狂の友人あひるちゃんを説得して一緒に見に行くことにしました。
もちろん新宿で。

映画を見に行く約束はまだ先なのですが、今日はちょっと時間が空いたので、パッと映画館へ飛び込んできました。
ちょうど割引デーで、1100円で鑑賞。ラッキー(^^♪
残念ながら特典配布は終了しておりました(;_;)

ストーリーやネタバレ的な内容は伏せますが、とにかく「あのころのまま、なにも変わらない」リョウと香たちがそこにいました。
新宿の街は2019年になっているけれど、そこにいる彼らは変わらずに暮らしていました。
そして、モッコリもハンマーもトンボも、気持ちいいほどお決まりのタイミングで出てきて感動しました。

ファンとしてやはりうれしいのは、重要なシーンで流れる楽曲の数々がアニメの主題歌や挿入曲で、きっちり網羅されているところでした。
エンドロールで「ゴーゴーヘブン」の作詞に銀色夏生さんの名前が流れたときはグッと来ましたね。
思わぬところで好きなものがコラボしている感動・・・。
そしてもちろん!
「Get Wild」が劇場に流れると、胸がいっぱいになりました。

強いて言えば、声優陣のセリフまわしがやや落ち着いていて、テレビシリーズのような走り気味のテンポではないところが少しだけ気になりました。
やはりみなさんレジェンドですから、ピチピチの若者のしゃべりとは違うようで・・・
しかしそこはなにしろ映画ということで、セリフをかみしめながら鑑賞しました。
リョウ役の神谷明さんの声が大好きなのですが、いちいちかっこよすぎてシビレました。
ホントにかっこよかったー。

神谷さんのインタビューを読むと本作について重要なことはだいたい語られているのですが、「コミックナタリー」で原作者の北条司さんとプロデューサーの諏訪道彦さんとともに対談しているインタビューが一番わかりやすくてよかったです。
テレビスペシャルを作るよりも映画化のほうがむしろハードルが低いんだなとか、そういう事情もちょっと透けて見えたり。
そういえば、リョウと香がビールを飲むシーンでサントリーのプレミアムモルツが大写しになったり、がんばってスポンサー取ったんだな・・・などいろいろ思いました。

「シティーハンター」ファンは、リョウと香の関係や、リョウの傭兵時代、香の生い立ちなどキャラクターのバックグラウンド込みで作品を愛しているわけですが、この劇場版はその愛を増幅させるトリガーがあちこちに仕掛けられていて、笑ったりキュンとしたり、とにかく最初から最後まで大満足です。
リョウのモッコリがわりとひんぱんに出てきてやや失笑気味でしたが、もちろん終盤にはリョウのかっこいいシーンがてんこ盛り!
エンドロールの「Get Wild」直前にリョウがつぶやくセリフ、見事にハートを撃ち抜かれました。

そしてさらに、エンドロールにはまさかの仕掛けが。
そこには「シティーハンター」への愛がつまった、ファンにはたまらないごほうびのような仕掛けがあって、思わず涙があふれて止まりませんでした。
劇場の観客全員がエンドロールを食い入るように見ていて、異様な雰囲気でした。
このエンドロールを見て、「シティーハンター」ファンは絶対に映画館で見るべきと思いました。
映画が終わって照明がついたあと、すぐ近くに座っていた男性ふたりが「これは最高すぎたね」と会話していて、思わず私も「本当に最高でしたよね!」と声をかけそうでした。
「あのエンドロールがね」「イヤリングがねー」と興奮気味に語っていて、私も心の中でコクコクと首肯しまくりでした。

ファンへの愛に満ちた物語は、制作者たちの「シティーハンター」への愛そのものでもありました。
その愛にあふれたエンドロールを見て、自分でもなぜだかわからない涙をボロボロとこぼしながら、見に来て本当によかったと思いました。
あひるちゃんと見に行ったあと、もう一回くらい見に行こうと思います。
そして、神谷さんたちが言うように、これで終わりではなくいつかまた復活してくれたらと期待しています。

劇場版シティーハンター ニャムレットの晴耕雨読

今回、劇場版公開記念として「シティーハンタージャンプ」なるものが発売されていたんですね。
ありがたいことにネットショップで売っていたのでさっそくポチりました(^o^)