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つぶやき

「スマホ首」「読書首」ストレートネックが原因だったとは…30年以上悩んできた慢性頭痛はカイロプラクティックで改善するか

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

先日、近所のクリニックで、カイロプラクティックで頭痛を治療するという施術を知りました。
これがなかなかどうして、もしかすると良くなるんじゃない?といううれしい予感がするので、これまでの経過をご報告いたします。

私の頭痛歴ですが、かなり長い間、慢性頭痛に悩まされてきました。
頭痛の症状は頭の片側(右か左どちらか)がズキズキと脈を打つように痛み、放っておくとひどくなり、最後は吐き気をもよおしたり実際に吐いてしまうこともあります。
おそらく典型的な緊張型頭痛で、他人との気を使う会話や、愛想笑いなどを続けていても頭痛が発生します。
人見知りなもので、よく知らない人と話すのは緊張するしストレスが高いんでしょうね。
頭痛の記憶は小学校の高学年くらいからなので、かれこれ30年以上付き合ってきたわけですが、一緒に働いていた人がやはり慢性頭痛でくも膜下出血になったのを見てとても驚き、頭部のCTやMRIも何度か検査したものの異常なし。

おもにロキソニンの服用で落ち着いていたので、頭痛におびえながらもなんとなくロキソニンでやり過ごしてきてしまいました。

頭痛以外はほぼ不調はなく、病院にほとんどいかないのですが、先日新型コロナウイルスの疑いがあって近くのクリニックへ駆け込みました。

検査結果は陰性で、心の中では「あんなつらい症状でなんでもないわけがない」とモヤりつつ後日診察料を支払いに行ったのですが、そこで「頭痛でお悩みのかたへ」というポスターを見つけました。
頭痛診療やってるんだー、と軽い気持ちで見てみると、カイロプラクティックで頭痛を改善するという内容。
過去に何度か「慢性頭痛の治療」をうたっている病院へ通ったことがあるのですが、どこに行ってもはっきりとした頭痛の原因や治療法などを教えてもらえず、結局痛み止めしか出ないようなデタラメなことが続き、すっかり諦めていたのです。

カイロって肩こりがひどいとか、スポーツでけがをした人が受ける治療というイメージだったので、カイロと頭痛という組み合わせに興味を持って施術を受けてみることにしました。

結論から言うと、ひどい肩こりと姿勢の悪さによる頭痛ということが判明しました。
自分では肩こりはまったくないと思っていたのでびっくり!
首、肩、肩甲骨がガチガチになっていてまったくほぐれないと言われてしまいました。
全然知らなかった・・・

また、レントゲンで見たところ、首の骨(頸椎・けいつい)がなだらかに湾曲しているのが理想の形なのに対し、私の首はまっすぐになっているとのこと。
いわゆる「ストレートネック」という状態です。
スマホ画面を見続けることで頭が前傾する状態が長く続き、頸椎の湾曲が失われるということですが、どうも私は読書でストレートネックになってしまったようです。

小学生のころから姿勢が悪く、猫背であごが前に突き出すような姿勢でした。
親や学校の先生から姿勢のことをつねに言われ続け、当時はやっていた「猫背矯正ベルト」を買うかどうかとまで言われました。
証明写真を撮るときは必ず「もっとあごを引いて、もっと、もっと、もっとです」といつまでも言われ続けます。
でもまさか、本を読んで首がおかしくなるとは露ほども思っていませんでした。ショック。

カイロプラクティックって、一度も受けたことがなかったので、どんなものか興味もありました。
だいたい想像通りでしたが、「首にこりの塊が」と先生が何度もおっしゃっているのがまったくわからず、いったいどこにカタマリが??と驚きました。
そして、両方の腕をグイー、グイーと体にめり込ませるように押していて、伸ばすんじゃないんだということにも驚きました。
そして想像通り、「ボキボキ」「ゴキッ」ってやつもやってもらいました。
びっくりして「わあ」と叫んでしまい、施術室のとなりで待っている患者さんたちを驚かせてしまいました・・・ごめんね。
施術が終わって受付へ行ったら「すごい音してましたねー」と看護師さんに言われて思わず笑ってしまいました。

月に一回、だいたい30分くらい施術を受けるペースで、まだ三回しか受けていないのですが、この三ヶ月間一度もロキソニンを服用していません。
いままでは小さな頭痛の予兆があるとすぐにロキソニンを飲んでいました。
放っておいても治らず、どんどん痛みがひどくなって寝込んだり吐いたりすることもあるので、小さな痛みですぐに抑えなければ、という感じでした。
いまは定期的に肩や首を動かすようにし、頭痛の予兆を感じたら頭を大きく後ろに10秒ほど反らし、肩甲骨を大きく動かすことでおさまっています。
また、バスタオルを四つ折りにした中に別のタオルをくるくる丸めたものを入れて首の後ろに当て、枕のようにして寝ます。
頭を後ろに反らせる形で一日一回10分程度続けるとよいそうです。

ただの肩こりといえばそうなのですが、頭痛は鎮痛剤でしか対処できないと思っていた私にとっては青天の霹靂というか、目からうろこがボロボロとはがれ落ちたような衝撃でした。

この治療を受けようと決めた一番のきっかけは、最初の受診時に言われたことでした。
内科の先生が診療し、状態を確認した上でカイロプラクティックに進むのですが、ひと通りの説明をしたあとで「びっくりするくらいよくなると思いますよ」と先生がおっしゃったのです。
その言葉に驚きましたよ、私は。
病院でこんなに確信を持って言われたことってありません。
病院でこんなにわくわくしたのも初めてです。

まだ始めたばかりでどのように改善していくのか、どのくらい施術を続けなければいけないのか(もしかしてずっと・・・?)、そのあたりは手探りですが、頭痛への正しいアプローチにたどり着いたということが私にとっては非常に明るいニュースでした。

頭痛でお悩みの方は、試してみる価値ありですよ。
もちろん、CTやMRIなどの検査も一度は受けてみることをおすすめします。