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つぶやき

キックボード子供用から大人用に乗り換えました。FRENZY FR-205mm kaimana black&blue

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

小学2年生のニャ娘は自転車に乗れません。
自転車の代わりにキックボードを愛用しており、近所でも遠くでも足代わりに乗っています。
日本ではもっともポピュラーな「JD RAZOR」(ジェイディーレザー)という日本メーカーの「JD BUG」に乗っていますが、前後輪ともにタイヤのサイズが4インチ(100mm)と小さく、ちょっとした段差でも引っかかってしまいます。

子供のおもちゃとして遊ぶには価格も手頃ですし、あまりスピードも出ないので安全といえば安全なので、初めて乗るにはピッタリなんですけどね。
小さめにできているので取り回しが楽なのと、本体の重さが大人用とは全然違うので持ち運びもかなりらくちん。
買っていきなり乗れるわけではなく、多少の慣れが必要なので、キックボードデビューにはとてもオススメの一台です。

しかしニャ娘は自転車代わりに乗っているので、かなりの長距離も平気で走ります。
ガタガタした道を走ると手のひらがかゆくなるらしく、さらに段差のたびにつまづいているのを見ているとかわいそうになってきました。
先日はニャム夫のランニングに付き合って3駅くらいの距離をキックボードで走った(しかも往復)というのでそろそろ子供用は限界かなと思い、本格的な大人用のキックボードを購入することにしました。

いろいろググった結果、我が家ではFRENZY(フレンジー)というイギリスの製品にたどりつきました。
検索にあたっては様々なレビュー記事を読み漁り、キックボードについてかなり詳しくなってしまったのですが、最終的な決め手は以下の3点です。

・タイヤの大きさ
・エアタイヤではなくポリウレタンタイヤ
・見た目

最後の「見た目」は性能とまったく関係ないのですが(笑)やはり高価なものを購入するとなると、ファッション性の高さは個人的にかなり重要でした。
できるだけ長く使いたいのでスタイリッシュで好みの見た目であることは外せないポイントです。

そしてもっとも重要なタイヤの大きさと種類について説明していきます。

【タイヤの大きさ】

前述しましたが、子供用キックボードのタイヤは4インチ(100mm)が主流です。
遊びで乗るには不足ないと思いますが、本格的な乗り物としてはかなり物足りないと思います。
今回購入したキックボードのタイヤは前後輪とも8インチ(205mm)で、大きさが二倍になります。
ものすごくデカいです。
ここまでデカいと、ちょっと自転車を彷彿とさせます。
自転車でよかったんじゃないかと思う心がちょっぴり湧き上がりましたが、ニャ娘が自転車に乗れないからキックボードを買ったんだったということを思い出し、これでよしとしました。

さすが、その乗り心地は雲泥の差です。
石畳のような凹凸はもちろん、横断歩道にある歩道と車道の段差まで乗ったまま走行できます。
いままでいちいち止まって手で押していた煩わしさは完全に解消されました。

ニャムレットの晴耕雨読 キックボードkaimanaこの大きさの違い。完全に別の乗り物です
ニャムレットの晴耕雨読 キックボードkaimanaタイヤの大きさも2倍。玄関に置くとかなり存在感を出してきますw

【タイヤの種類】

エアタイヤかポリウレタンタイヤかかなり迷いましたが、エアタイヤをやめるという後ろ向きな理由でポリウレタンタイヤを選択しました。
乗り心地(とくに振動で手のひらがかゆくなること)を考えると、自転車と同じエアタイヤがいいに決まっているのですが、メンテナンスに不安がありました。
日本で一般的な自転車のタイヤは「英式」と呼ばれる空気入れを使用しますが、キックボードのエアタイヤは「米式」のバルブでないと使用できません。
米式バルブ対応の空気入れは通販などで購入できるようですが、空気圧の調整に失敗してパンクしたという口コミをいくつか見かけ、パンクしたときに町の自転車屋さんで修理してもらえるのかどうか、タイヤの交換は可能なのか、など考えるとメンテナンスのハードルがやや高いように感じました。

二択しかない消去法でポリウレタンのタイヤにしましたが、やはり路面のガタつきはかなりダイレクトに手のひらに伝わってしまいます。
でも、そもそもオフロードでの使用は考慮していないので、まあこんなものかと思って乗っています。

【見た目】

購入にあたり、もっとも検討を重ねたのが見た目でした。
とにかくダサいものは買いたくない。
その一点で様々な商品を見てまわり、見つけたのがFRENZYの「kaimana」というモデルです。
同じようなスペックのものはたくさんありましたが、性能に決定的な違いはないように感じ、最終的にデザインの好みで選びました。

デザイナーが日本びいきなのかと思いましたが、ボディに青海波(せいがいは)という模様があしらわれていて、真ん中には飛翔する鶴が描かれています。
青海波は「大海原に繰り返し描かれる穏やかな波のように、平穏な日々が続くことを願う」という意味を持つ吉祥文様だそうです。
そこに羽ばたく鶴ときたら、めでたさてんこ盛りじゃないですか。
非常に縁起がいいわけです。
縁起がいいだけでなく、その古典模様がモダンかつクールな印象を醸し出しています。
ほかのキックボードとは確実に一線を画するデザインです。
ネットショップで画像を見た瞬間、即決でした。

ニャムレットの晴耕雨読 キックボードkaimana箱のデザインがすでに最高。この中にキックボードが入っているとは想像できません


我が家は楽天の「スキー用品通販 WEBSPORTS」で購入しました。
年始に注文しましたがすぐに発送していただいて感謝です(^^)

ニャ娘のために1台購入しましたが、到着した商品を見たら私も欲しくなってしまい、翌日同じネットショップで色違いを購入しました。
ニャ娘が黒で私が水色を使用しています。
kaimanaを取り扱っているショップは少なく、残念ながらハンドブレーキの有無は選択できませんでした。
ニャ娘にはハンドブレーキつきのものを使わせたかったのですが、8歳の手ではハンドブレーキが大きすぎてうまく握れず、色も黒がいいと言うのでハンドブレーキなしのものを使わせています。
リアタイヤに雨除けのようなカバーがついていて、それを上から足で踏むとブレーキがかかる仕組みになっているのですが、あまりスピードを出さずに乗っているのでフットブレーキだけでも十分といまのところは感じています。

ニャ娘と休日に公園へ遊びに行くときなど、ニャ娘がシャーッと行ってしまう後をモタモタ追いかけるのにくたびれ、私もキックボードで一緒に出かけることにしたのですが、実際に乗ってみるとそんなに楽な乗り物ではないんですね。。。
自転車ほどのスピードは出ず、ひと蹴りで進む距離もそれほど長くないので、わりとひんぱんに蹴って進むことになるのですが、けっこう疲れます。
1kmほどの距離を移動するだけで息切れします。笑
ニャ娘は乗り始めて1分くらいすると暑い暑いと騒いで上着を脱ぎます。
運動不足解消にはもってこいかもしれませんね。
8歳のスピードについていこうとするとかなりハードですが、のんびりと走行するにはとても気持ちのいい乗り物です。

ちなみに我が家のニャ娘は現在8歳ですが、クラスで一番背が高く130cmくらいの身長です。
ハンドルを一番低くして乗っていますが、それでちょうどいい高さのようです。
標準的な大きさの8歳には少し大きいかもしれません。