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つぶやき

ライブで見かける残念な人。友人の居場所まで確保しようとする、となりの人をわざと押す。そんな人に仕返しした話です

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

最近バタバタしていてツイッタランドで遊べず、やっと久々にのぞいてみたらオトモダチがこんなリツイートをしていました。

このバンドに限らないとは思うのですが、私も同じバンドでモヤっとした思い出があります。
2019年新年のカウントダウンライブへ行ったときのことでした。

ライブハウスで居場所を確保しようとする人

カウントダウンライブの主催バンドは2019年がアニバーサリーイヤーということもあり、いつもより楽しみな気持ちで友だちと会場に入りました。
毎年だいたい同じ位置で見るのでそのあたりへ進むと、会場後方のバーのところが空いています。
そこへ行くと、バーにひとりで立っていた女性が急にヒジを広げて言いました。
ちょうど、鳥が卵を守るような格好です。

「あとから人が来るんで」

ちょっと意味がわからなくて、あ、そうですかと返事してバーのところに立つと

「ここ、人が来るんで」

と繰り返されました。
???と思い、あ、そうですかとまた言って無視しました。

私たちはチケットの番号順で入場しています。
わりと早い番号だったのと、カウントダウンライブはギリギリに入場する人が多いため、あまり人も入っていませんでした。
バーを守っている彼女は、自分が早い番号だったので先に入って、あとで来る友だちと並んで見たかったのだろうとは思います。
でもそれは、みんな同じですから。

なんかめんどくさい人ととなりだな・・・と思っていると、しばらく経ってからトリさん(以降仮の名でこう呼びます)の友人たちがやってきて、私たちの後ろに立ちました。
トリさんはやってきた友人たちに「ここで見えるかなー?背伸びしたら見えるかなー?」と大声で身振り手振りしながら話しています。
たぶん自分だけバーのところにいる罪悪感もあるのでしょうが、友人たちに自分の場所を譲ろうとはしていませんでした。笑

ライブで見かける残念な人だった

その後、イベントがスタートすると、トリさんがちょいちょい押してきます。
やっぱりなあと思っていましたが、ノリノリで動きながらヒジや肩で押してきて、そのぶつかり具合も不自然なので、なんだかなあと思いました。
なるべくぶつからないように少しずつよけたりしていましたが、ついにはバーにかけておいた私のコートの上に乗っかっていました。
正直、とても気分が悪かったです。
コートに乗っかったときは「あ、ごめんなさい、なんか乗っちゃってました」と言ってきたので、どいてくれるのかと思ったらそのままでした。笑

ライブハウスでいやな思いをしたときの仕返し

こういう人に関わって、よかった経験が私はありません。
基本的に理不尽なことには反撃しますが、せっかくライブを見に来ているのにもめごとを起こしたくないというのが正直な気持ちです。
一緒に来ていた友だちが気づいていないので、いやな気持ちにさせたくないとも思いました。

でも、私がなんでこんないやな思いをしなければならない?
ほどほどには腹が立ったので、私は仕返しを考えました。
おばけのアッチみたいに、コイツをぺしゃんこのぺしゃにしてやる、と思ったのです。笑

いくつかのバンド演奏が終わり、いよいよトリさんたちお目当てのバンドが登場する直前に、私たちの後ろにいたトリさんの友人たちに場所を譲ったのです。
さわやかな笑顔で「〇〇がお好きなんですよね。よかったら次、場所変わりますよ?」
するとトリさんの友人たちは思ったとおり大喜びで「やさしい!」「すごいうれしいです!」「神!」などと口々に言いました。笑
そして、そのバンドが終わったあと、主催バンドの登場ではふたたび場所を変わって楽しくライブを楽しみました。

わたしがした「仕返し」は、トリさんが望んでいたことをやってあげることでした。
バーに友だちと並んで見られなかったことで勝手に気分を害して、他人にいやな思いをさせる。
トリさん自身も明らかに意図的にいやがらせをしていたし、私がいやな思いをしていることも気づいていました(ちょいちょいこちらをにらんでくるので)。
だから、私はトリさんの友人たちを喜ばせて、あなたがやっていることはとても恥ずかしいことなんだと気づいてほしかったのです。

冒頭に紹介したツイートは、こんなぬるい状況ではありません。
もっと恐ろしかっただろうし、苦しい思いをしたでしょう。
セキュリティに助けてもらえるとわかっていても、ライブを止めてまでSOSするのは相当の覚悟がいると思います。

彼女も私も同じバンドのファンにいやな思いをさせられましたが、そのバンドはたいへん礼儀正しく、めちゃくちゃ好感度が高くて、そして演奏スキルもものすごく高いです(人気もものすごいです)。
身内でまったり開催しているカウントダウンイベントに2年くらい前から出演するようになって、ちょっと違和感をおぼえつつも、彼らがピロウズを大好きで(あっ言っちゃったw)無理を言って出演させてもらったと話していたのを聞いて、また熱心なピロウズチルドレンバンドが出てきたなとほほましく思っていました。

そのバンドを見に来るファンは、みんなバンドのTシャツを着てくるので、一目見てすぐわかります。
いつも思うのは、バンドの名前をしょって、なんで恥ずかしいことをするのかな?ということです。
自分の言動がイコールでバンドのイメージになるのに、そこは気にしないのでしょうか。
エルレガーデンのライブに行っていたころは、転んだ子がいればすぐにあちこちから手が差し伸べられて、靴ひもがほどけた人はまわりの人が輪を作って守ってあげていましたが、そういうのっていまは流行ってないんでしょうかねぇ。

私はその人気バンドのファンではないけれど、ピロウズが大好きでたまらないと公言し、素晴らしい演奏を披露してくれる彼らに好感を持っています。
でも、彼らのファンは残念ながら気が合う人は少ないかもな、と感じます。
今年のカウントダウンも出るのかな。
なんかちょっと、ゆううつに感じてしまうのがとても残念です。