Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。
今日はthe pillowsの結成29周年です。
来年はいよいよ30周年!
というわけで、今年は特に記念ライブなどもなく、粛々と過ぎていくんだなーなんて思っていたら。
30周年に向けてカウントダウンが始まっているじゃありませんか!
そりゃ30年目ですからバーンと打ち上げなきゃね。
本日9月16日のみ、「ニンゲンドモ」ミュージックビデオをフルバージョンで公開しています。
さわおさんは自他ともに認めるあまのじゃくで、10周年のときは「別にいいや」って特別なこともなにもしませんでした。
で、15周年で急に思いついてお祝いイベントをたくさん開催し、トリビュートアルバムをリリースし、大盛り上がりしました。
それから順風満帆と思いきや、バンドにいろいろな試練があり、まさかの活動休止があったり、長年連れ添ったサポートミュージシャンを失ったりと、普通のバンドなら解散したり挫折するような危機も直面しています。
個人的には第4のメンバーと思っていたサポートミュージシャンの喪失が痛恨でした。
ピロウズのメンバーは結成時に上田ケンジさんが中心となっていましたが、上田さんが脱退してからベーシスト不在のまま3人でバンドを続け、ベーシストはサポートメンバーという位置付けになっています。
いまはVOLA&THE ORIENTALMACHINEのベーシスト・有江さんがサポートメンバーとして大活躍してくれていますが、その前のベーシストは本当に長い間一緒だったので、「解雇」となったときはいったいなにが起きたのか衝撃を受けたし、これからピロウズはどうなってしまうんだろうと強い不安がありました。
そんな波もなんとか乗り越え、30年バンドを続けてきたthe pillows。
ステージとフロアの意思がマッチせず、ライブのたびにヘンな緊張が走る時代もあったりして(フロアで空気を読まずに騒ぐファンが一時増えたことがありました)、振り返ってみるといつの時代もスリリングなことが起きていました笑
でも、いろんな事件が起こるたび、さわおさんはそれに打ちのめされても、そこから目をそらさず、じっとこらえて、そして乗り越えてきました。
その難所を乗り越えてきたいま、ライブではさわおさんの言いたいことは全部まっすぐにファンに届き、ファンの気持ちも漏れなくさわおさんに伝わっているという確信があります。
さわおさんがバスターズを信頼し、バスターズがさわおさんを理解していることが、言葉にしなくてもはっきりとわかります。
僕ら何も言わないけれど
同じ事を感じてるって知ってる
キミはトモダチ
いつでもすぐに
僕の気分を見抜いてくれるよね
魔法みたいだ
Swanky Street/the pillows
順風満帆ではなかったからこそ、絆は深まったのかもしれない。
世間では、順風満帆であること、障害や衝突のない道を好む傾向が近年ますます強まっているように感じます。
「苦労は買ってでもせよ」なんて、そんなばかなこと、誰もしません。
さわおさんも好んで買ったわけではないでしょうが笑、結果として困難に打ち勝ってきた人にしか見えない景色というものがあるんだろうなと、ピロウズを見ていると感じずにはいられません。
来年の9月16日はどこでライブするのかな。
いまから本当に楽しみでしかたありません。
その前にアルバムがリリースされて、ツアーも始まります。
東京のライブは全部行く予定なので、どこかで同じライブを見られる方もいらっしゃるかもしれませんね。
お誕生日おめでとう。
今日は新しい僕の誕生日なんだ
記念写真を撮り直すからおいでよ
素敵な思い出を映すロウソクは消さないで
生まれ変わる朝が来た
another morning
happy rebirthday
アナザーモーニング/the pillows