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【LIVE REPORT】ホフディラン ワタナベイビー生誕50周年記念ライブ ~史上初!50歳のベイビー誕生~ 2018.10.17 at 浅草公会堂

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

私の心の応援団、ホフディランのライブに行ってきました。
ホフのライブは毎回本当に楽しくて、ライブを見に行っているのか漫談を聞きにいっているのかわからないほど爆笑です。
楽しいっていうか面白いです。
というわけで今回も大いに笑ってきました。

今回のライブはタイトルのとおり、ワタナベイビー50歳の誕生日に記念ライブをやろうという企画です。
ワタナベイビーの家の目の前にある浅草公会堂でどうしてもやりたい、という希望で、週のどまんなかの平日に開催されました。
まったく迷惑な。笑

仕事を早めに切り上げてちょっと早めに浅草へ行き、おなかが空いていたので葵丸進の天丼をいただくことにしました。
本当は尾張屋に行こうと思っていたんですが、雷門に近い支店がお休みだったんですね。
そして本当の本当は、パーラーゴトウに行きたかったんですが、水曜日はお休みだったんですね。
残念だなぁ。
葵丸進は浅草をぶらぶらしていればたいてい目に入る、巨大ビルの天丼屋さんです。
いつもは修学旅行の学生やら団体客やらで満員ですが、平日の夕方とあって店内はガラガラ。
ラッキー(^^♪
店頭に出ていたメニューを見て、「季節の天丼(きのこ)」を注文しました。

葵丸進のきのこ天丼 ニャムレットの晴耕雨読

しめじ、舞茸、エリンギ、しいたけと本当にきのこしか乗っていないシンプル丼。
「もし足りなかったらおつゆ足してくださいね」とおばちゃんが天つゆも持ってきてくれました。
私は薄味が好きなのでそのままパクリ。
ふわぁー、うま!うま!
驚きとか斬新さとかはいっさいありませんが、普通の天丼として最高においしいです。
天丼に驚きとか斬新さはいらないので、普通においしい天丼としておすすめできます。

はふはふしながら食べていると、ヒマな店員さんたちがぼそぼそとおしゃべりしているのが聞こえてきます。
「今日やるんだ・・・」
なんの話かなと聞くともなく聞いていると。
「カタカナでワ タ ナ ベ イ ビーっていうの・・・ふふふ」
あら!(*’ω’*)
こんなところでベイビーの名前を聞くとは。
しかも「ふふふ」って笑っていらっしゃる。
まあ笑いますよね。
私もつられて笑ってしまいました。

ささっと天丼をたいらげて、ふたたび浅草駅へ。
音楽の盟友、あひるちゃんと待ち合わせて浅草公会堂へ向かいます。
なんだか今日はいつに増して客層にばらつきが・・・
本当にホフを見に来たお客さんなのか謎の年齢層の方もたくさんお見かけしました。
(ご家族とかご親戚・・・?笑)
数年前まで浅草に住んでいたのですが、浅草公会堂の中に入るのは初めて。
思った以上にきれいでびっくりしました。
ロビーには祝い花がたくさん飾ってありましたよ。

ワタナベイビー生誕50周年記念ライブ ニャムレットの晴耕雨読 祝い花 ニャムレットの晴耕雨読 祝い花 ニャムレットの晴耕雨読 祝い花 ニャムレットの晴耕雨読

我々はチケット売り切れ間近で購入したため、3階席の最後列というギリギリの席でした。
ほんわかした空気の中で18時ちょうどに開演のベルが鳴り、暗転するとステージ上にあるスクリーンにワタナベイビーへのお祝いメッセージビデオがたくさん流れます。
しかし大変残念なことに、3階席の後ろから見ると、スクリーンに映し出された映像が下半分しか見えないんです。
もうちょっと下げてほしかった。。。
特設サイトではこれまでに届いたコメントがたくさん公開されていますので、ごひいきのアーティストがいるかどうかチェックしてみてくださいね。

本当にいろんな人と、いったいどんなつながりが?と長年ファンをやってきた私たちも驚きます。
濃い顔どころ(笑)を一部ご紹介しますと、ウエノコウジさん、百々さん、GRAPEVINE、The Birthdayのチバユウスケさんとクハラカズユキさん、ドレスコーズ(ベイビーと一緒に歌った曲があります)、怒髪天、フラワーカンパニーズ、レキシなどなど。
さらに最新コメントとして、ゆずのふたりが登場。
なにしろ首から下しか見えないので、どっちがどっちだかよくわかりませんでしたが笑、(たぶん)悠仁が昔ホフディランのライブを見に行ったことがあって、そのときベイビーに頼まれて終演後にグッズ販売を手伝わされた思い出を語っていました。
ホフはよくベイビーが終演後に物販で手売りをするのですが、まさかゆずにもやらせていたとは。笑
「ベイビーさんを見ていると、なにかしてあげたくなっちゃうんですよ」と笑っていましたが、みんなに支えられて生きてきたのがよくわかるエピソードです。
しかしよくこれだけの音楽家たちにコメントもらってきたなぁと感心しながら見ていると、突然「どうもー、オザワケンジです」というコメントが。
!?!?!?
なんとオザケンこと小沢健二からコメントをもらっていました。
オザケンの後ろのほうで小さい子供がワーキャー騒いでてかわいかった。笑
そしてさらに、甲本ヒロトからもコメントが!!!
ヒロトさんはたぶんガラケーで自撮り笑
そしてこれも予想ですが酔っぱらっていたんじゃないかと笑
なに言ってるのかよくわからないコメントのあとで、最後に「チャボさん元気ぃ~?」と手を振っていました。笑
まだホフが出てきていないのに、この時点で爆笑の嵐です。
あひるちゃんとふたりで「もう笑い疲れた」と言い合っていると、ステージ上手袖から漫才コンビ・ナイツのふたりが登場。
ふたりは大学の漫研所属時代、よくホフディランを聴いていたんだそうです。
今回はベイビーへのお祝いとして、「ホフディラン言い間違い漫才」を披露してくれました。
いやぁ、面白かった。
でもホフのファンじゃないとわからない笑いが満載でした。
今日はこれでいいのか、ホフファンしか来てないんだもんね。

ナイツの漫才が終わり、続いてステージ上手袖からさっそうと登場したのは千原ジュニア!
この日のために司会として来てくれました。
でも実際、司会する場面ほとんどなくて「僕本当に来る意味ありましたか?」とベイビーに何度も聞いていました。笑
そんな超豪華な司会でホフディランとバンドメンバーが呼び込まれ、やっとライブがスタート。

「スマイル」
「恋はいつも幻のように」
「遠距離恋愛は続く」

を披露したあと、ゲストの竹中直人さんが登場。
竹中さんといえば「三半規管の強い人」(知ってました?)ということで、ステージでくるくる回転を始めます。
かなり長い時間くるくるしたあと、「まっすぐ歩ける~」とスイスイ歩いてみせて、お客さん一同から感嘆の拍手が起こりました。
竹中さんは、ベイビーが作った曲「日曜日の食事」と、「今夜はブギーバック」を歌ってくれました。
そして退場するときに「笑いながら怒る人」もやってくれましたよ。
若い人は知らないかな。笑

「カミさま カミさま ホトケさま」
「欲望」
「コジコジ銀座」

ここで演奏を一度お休みして、いとうせいこう&みうらじゅんコンビが登壇。
なぜかホフのふたりとバンドメンバーは全員退場します。
退場しなくてもいいんじゃないか。笑
せいこうさんとMJと言えば、「隅田川花火大会」の副音声「#副音サー」が毎年話題になりますね。
最高に楽しいあのおしゃべりをここでもやっていました。
今回はワタナベイビーを題材にしたスライドショーということで、舞台を暗転してスライドをスクリーンに投影するのですが、またも上半分が見えず。
ううむ。
それでも大爆笑でした。
このふたりといえば仏像ですが、やっぱりスライドショーにも仏像が出てきました。
せいこう「あの真ん中のはカッパではないのか」
MJ「いや、あれはね、シッダールタだね」

などと言っていました。
ほんと最高です。
さらに「50歳のお祝いにテープカットをやろう」と言い、自ら用意したという紅白のテープを出し、ベイビーを呼び込みます。
「キミはテープカット用のはさみ持ってないだろうからね、普通の事務はさみだよ」と言うせいこうさん。
見るとせいこうさんとMJは懐から銀のはさみをいそいそと出しているじゃありませんか。
ベイビーのも用意してあげようよ。笑
ここで急に「このテープカットは写真撮ってもいいんでしょ?」と無茶振りをするせいこうさん。
客席が突然慌ててスマホを取り出すざわめきに満ちていました。
私も撮ってみたものの、遠くて全然映らなかったです。
しかしなぜテープカット。

テープカットをするワタナベイビー ニャムレットの晴耕雨読

「Baby’s Song」(ユウヒーズ)
「幸せのニュース」
「HAPPY」

と演奏したところで、満を持して仲井戸“CHABO”麗市さん登場!
かっこいいー。
忌野清志郎さんとベイビーの共作「坂道」を一緒に演奏しました。
「あいつ(清志郎)との共作をやってくれって頼まれたからさ、代わりに弾かせてもらうよ」と清志郎さんに話しかけるCHABOさん。
ちょっとその言葉にグッときました。
「坂道」、本当にたまにしか聴けないので、今日はうれしかったです。
そしてCHABOさんと共演といったらこれ!
「雨上がりの夜空に」も演奏しました。
この曲を聴きながら、もしも清志郎さんが生きていたら、ベイビーの誕生日を祝いに遊びに来たのかなぁなんて想像したりしながら、CHABOさんのギターを聴いていました。
当たり前だけど、CHABOさんってほんとギターうまいですよね。

これでライブ本編は終了。
アンコールでホフのふたりが再び登場し、すっかり忘れていたバンドメンバーの紹介をしていました。
もうステージには誰もいないんですけどね。笑
最後の曲は「スマイル」をもう一度、ホフのふたりで弾き語りしました。
このふたりって、白と黒くらい真逆なのに、どうしてユニットを組んでいるんだろうってライブを見るたびに不思議に思います。
でも、このふたりが並んで歌っているのを見るのが最高に幸せです。
まだまだがんばってね、ベイビー。