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【ニャムレットarchives】英国・マンチェスターで生まれた伝説のバンドOASIS。ノエルとリアムそれぞれのエピソードに(少しだけ)心が温まりました

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

英国のマンチェスターと聞いてたいていの人が思い浮かべるのはサッカークラブチームかオアシスですよね。
ちなみにイギリスという呼称は日本でしか通用せず、「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」が正式な名称です。
日本語では「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」が正しいのですが、あまりにも浸透していませんね。
昔、ブリティッシュイングリッシュを習っていたとき、先生がいつも「イギリスではなくてブリテンだよ」と教えてくれたので(たぶんイギリスと呼ばれるのがイヤなんだろうなと感じました)、なんとなく「イギリス」と言いにくいです。
北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国はわりと一般的なのになぜでしょう。

伝説となってしまったオアシスですが、解散後にリリースしたベストアルバムの宣伝活動でソニーの担当者がブログを書いていました。
そのブログにはギャラガー兄弟と日本の関わりや、あまり知られていない話などがあってとても興味深いです。

下記の日記では触れられていませんが、私はリアムが新幹線でギャン泣きする赤ちゃんと遭遇したときの話が一番好きでした。
スタッフもみんなクタクタに疲れていて、泣きやまない赤ちゃんの声にうんざりしているなか、リアムだけがニコニコで「これはほんとにビューティフル・ノイズなんだ、サウンド・オブ・ライフなんだよ」とか言っていた、という話です。
ひねくれものの問題児だけれど、きっとそれはピュアネスな感性でこの世界を生きていくのが大変だから、あんなふうにひねくれるのかな、なんて思いました。

歴代スタッフ裏話その17:6thアルバム後編<小沢さん>
「BEADY EYE/オアシス レーベル・スタッフによるロックンロール伝説」

キュートでミーハーな国民性.2010/6/15

念願のレコードプレイヤー購入にともない、ついにテレビを撤去しました。
プレイヤーを置く場所がないもんで。
その話を美容師のSさんにしたら「家の中の一等地じゃないですか」と笑われました。
確かに。そうだね。

そんなテレビレス生活の私も、いまがワールドカップ開催中ってことは知っていますよ。
そんで昨日が日本戦ってことも。
だけど、どこにいっても人がいなくてビックリしました。
駅の本屋さんでマンガと文庫本を買ったとき、店員さんがあまりにやる気なくダラダラしているのでイラっとしましたが、いま思えばくじ引きで負けたのかもね。
しかも、勝ったらしいですね、日本。
こんなこと言ってるの、日本人口の3%くらいだろうな。

サッカーも面白いだろうけど、私が最近楽しみにしているのが「BEADY EYE/オアシス レーベル・スタッフによるロックンロール伝説」というブログです。

やはりというべきか、解散してしまったoasis。
彼らの最後のベスト盤リリースのプロモーションとして開設されたソニースタッフによるブログです。
オアシスの日本での思い出などを中心に更新されているのですが、彼らの素顔を見ることができてなかなか興味深いです。

私がとても惹かれたのは、『Definitely Maybe』というアルバムのエピソード。

歴代スタッフ裏話その2:1stアルバム後編<笠井さん>
「BEADY EYE/オアシス レーベル・スタッフによるロックンロール伝説」

ギャラガー兄弟の仲の悪さは有名で、もちろん解散もそれが理由なのですが、その兆候が表れ始めた当時のエピソードを当時のスタッフが語っています。
弟のリアムに失望した兄のノエルが数日間失踪した事件があった直前、彼は日本のエピック(ソニーのレーベル)に電話をかけてきたんだそうです。
リアムにがっかりし、誰かに救いを求めたいと思ったノエルが押した電話番号が日本のレーベルだったなんて、ちょっと胸が詰まりました。

さて、せっかくプレイヤーを買ったので、レコードも買いました。
私がレコードを聴きたいと思ったきっかけのひとつに、SISTER JETというバンドの存在があります。
彼らの新しいシングル「キャラメルフレーバー」のカップリングにはCheap Trickの「Surrender」というカバー曲が収録されています。
これがすごくいい曲で、チープ・トリックのオリジナルが聴きたい!と思い、さっそく買ったのが彼らの武道館ライブ盤。
ビートルズが武道館でライブをしたとき、あまりの歓声に「本当に演奏を聴いているのだろうか」と不安に思ったというエピソードは有名ですが、70年代当時の音源を聴くとあまりの盛り上がりに思わず笑っちゃいます。
なにを言っても「キャー!」。演奏が始まっても「キャー!」。
だけど、あんなに熱烈歓迎されたら、やっぱりうれしいだろうなあ。

来日したことのある海外アーティストは口を揃えて日本への賞賛を述べます。
どの国よりも優しくて温かい日本人ファンのストレートな愛情を受けることで、パフォーマーとして最大の自信を得られるんだろうと思います。
そんなかわいらしくてミーハーな日本人に生まれたことを、ちょっと誇りに思ったりするのです。

today’s BGM
♪Wonderwall/OASIS