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つぶやき

【感想】「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」“最後の戦いへ”というキャッチコピーは終わりの始まりだった

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」を見てきました。

前作「新宿プライベート・アイズ」から約5年、まさか続編を見られるとは夢にも思っていませんでした。

本作では香の兄・槇村秀幸の仇である犯罪組織「赤いペガサス」との戦いが主軸に据えられ、「シティーハンター」の核に触れるストーリーということで長年のファンたちを大いに期待させました。
一方で、シティーハンターの初期をあまり知らない人にとってはストーリー全体がよくわからなかったかもしれません。
そういう意味では、ターゲットを絞ってファンに届けることを主眼に制作されたのかなと感じます。
もっともシティーハンターをよく知らない人が劇場版を見に行くこともなかなかないでしょうが。。。

前作の印象で見に行きましたが、一番驚いたのは今作のほうが声優陣がいきいきと演じていたことです。
前作では「ややセリフ回しに落ち着きがあった」と述懐していますが、今作は神谷明さんが当時のリョウをほうふつとさせる発声で感激しました。
本当にかっこよかった!

お約束のキャッツ・アイ登場やもっこりシーンなど馴染みの展開もありつつ、なぜかルパン三世が友情出演(?)していたのには驚きました。
香が経営難で困っているのをルパンが知っているのも笑いました。

主題歌と挿入歌にTM NETWORKの新曲が採用され、これが「新しいシティーハンター」にとてもマッチする曲でした。
映像とのシンクロがとても心地よかったです。

そしてなんといっても、「最強の敵と最後の戦いへ」というキャッチコピー。
前回も思ったことですが、今回も「これが最後」と思っていたので、最後の戦いと銘打ってきたなとしみじみしていました。
が、見終わったいま思うのは「これって絶対続くよね?」です。

で、いまさらインタビュー記事などを漁ってみたらわりとはっきり宣言されていました、みなさん。
続きがまた見られるんだ、やったー!

映画が終わって、リョウと香はまた日常へ戻っていく。
けれど、ひとつの物語が解決したわけではない。
エンドロール直前のカットがアニメの終わり方のような演出で、もしかしたらアニメ復活もアリか??とかいろいろ期待してしまいます。

今回の肝であった海原神はアニメには出てこないキャラクターで、アニメ派だった私もリョウの傭兵時代はあまり知りません。
ついに観念してマンガ全巻買うときが来たかな。。。

来場者プレゼントでいただきました。家宝にします
クリアファイルの絵がとてもよかったです。新しい画風も好き。