Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。
突然ですが、ハンカチを買いに行くとしますね。
あなたの払ったお金がそのあとどんなふうに役立つか、少しだけ想像してみませんか。
今日はそんなお話です。
トイレで手を洗ったあと、ハンドドライヤー(風がボワーって出るアレ)で手を乾かすと各種ウイルスが飛散しまくりと聞いたので(これは諸説あると思います。そもそもトイレで一番ウイルスが付着しているであろう箇所はウォシュレットのボタンでしょうが)、小さなタオルを持ち歩いています。
使っていたタオルがよぼよぼになってきたのでそろそろ引退か、若手選手を投入せねばと思いまして、ニャ娘に「小さいタオルを買いに行きたいからお買い物付き合って」と頼んだところ
「だんな、いい店知ってますぜ」
とニャ娘が言いました。
いや嘘です。
正しくは
「ニャ娘ちゃん、かわいいの売ってるとこ知ってるよ!」
です。
いったいいつそんなお店を見つけたのかと思いながら聞いてみると、どうやら保育園の帰り道に店の中を通っているんだそうです。
暑い夏のあいだ、通り抜けができるその店を通って涼を取っていたんだとか。
ばあちゃんと孫が毎日なにをしているか未知の世界です。
そのお店とは、正確に言うと「福祉支援センター」。
障害者の就労支援として市区町村が販売店を構え、手作り品などを展示販売しているんですね。
さっそく週末にニャ娘と一緒に支援センターへ行ってみると、手作りのかわいい品がいろいろ取り揃えられていました。
押し花のしおりやはがき、アクリル毛糸で編んだたわし、動物をモチーフにした小箱などが並んでいます。
そこに、ニャ娘おすすめのハンカチもありました。
白無地のハンカチタオルにステンシルで絵をつけたもので、いろんな柄があってかわいい(^^)
私はもちろんネコの柄を選びました。
ニャ娘はお花の絵柄とクマの絵柄を選んでいました。
そして、アクリル毛糸で編んだたわしも購入。
アクリルたわしとして売っていますが、袋状に編んであるので小物を入れられるんです。
ニャ娘の祖母(私の母)ねこばーばが、このたわしにイヤホンを入れて持ち歩いているのを見て、「賢いな!」と感心していたのです。
これも支援センターで売っていたものだったんですね。
家に余っているボタンをつければ、中身が落ちてしまうこともありません。便利。
ただ涼んでるだけかと思っていましたが、いちおうお客として貢献していたようです。
これらの商品が、物によりますがだいたい200円から500円程度に値付けされています。
原価は想像できますが、この低価格だと就労者への分配は芳しくないよなぁとつい思ってしまいます。
なかなかかわいくて、とてもていねいに作られてるんだけど、でも手作り品に高価格はつけられないもんなぁ。
そのへんはもうちょっとなんとかできないものかと思いましたが。
雑貨屋さんや百貨店でたくさんの商品のなかから選ぶのも買い物の醍醐味です。
でも、買い物することで地域でがんばっている人たちを応援できるっていうのも、なかなかいいのではないかしら。
と思いました。
それにしてもアクリルたわしの活用法は目からうろこでした。
ばあちゃんやるなぁ。