つぶやき

テレワークが日本で普及しない理由をつぶさに見ました【結論】新しいことに挑戦するのは(管理者が)大変だから。古いやり方は(管理者が)楽だから。働き方改革なんか都市伝説でオリンピック期間中も痛勤電車のままだろうなぁ

Hello world!
あなたの心のおとなりさん、ニャムレット(@nyamletblog)です。

私の勤務する会社では「試験的に」ということでテレワークが導入されています。
さらにフレックス制なので、いつでもどこでも仕事できる!
と奮い立ち、これまで時短勤務だったのをフルタイム就業に戻して働いてきました。
しかし、あくまで「試験的」だったとのことで、在宅就業の時間が多過ぎるから減らすようにと命令されました。

私個人としては、通勤時間を在宅就業に充てることで就業時間を伸ばすことができるし、そのぶん会社に貢献できると思って積極的にテレワーク対応していました。
これまで「帰宅しなければ」という理由で仕事できなかったのが、自分の空き時間を見つけて働くことができる。
途中で誰かに頭を下げて代わってもらわなくても、最後まで自分で完遂できる。
そのことへのストレスもなくなり、時間のやりくりが大変ではあったもののやりがいも大いに感じていました。
将来的には職員が通勤を減らすことで交通費の削減にもなるんじゃないかとさえ考えていたのですが。

しかし、私の勤務先はそこまで前衛的ではなかったようです。
突然人事部から呼び出され、在宅就業時間が長すぎるのでいますぐ改善するようにと言われました。

いきなり明日から働き方を変えろと言われても、抱えている業務量が減るわけでなし、在宅就業しているのには当然理由があります。
私は子供を人生の最優先事項に定めているので、子供≧家事≧仕事という順位になっています。
これは会社にとってはどうでもいいことでしょうが笑、とにかく与えられた仕事を遅滞なく完遂することで義務を果たしていると私自身は考えていました。
ですから、子供を最優先にした結果、朝4時に起きて掃除洗濯し、そのあと子供が起床する時間までを就労時間に充てていました。
夕方から夜にかけてこれまで仕事できなかった分をこの時間でカバーするということです。
この就労スタイルがアウトになったということは、会社に滞在している時間のみで仕事を片付けなければならないということです。
子供を託児サービスに預けて朝早く、あるいは夜遅くまで会社にいる方法もあるでしょうが、私は小学校卒業までは子供を学校まで送り届けると決めているのでこの方法は選択肢にありません。

会社に長くいられなければどうするかといったら、時短勤務するしかありません。
いま抱えている業務量をどうするかという整理をする猶予ももらえず、時短にせざるを得ませんでした。

就労環境の良し悪しは勤務先の社風や上司の人間性にも拠るところが大きいと思いますが、今回とても残念だったのは上司の態度でした。
上司はもともと在宅ワークに非常に積極的で、私も「在宅就業の割合が高くなってもよいか」と確認の上で行っていました。
それが突然、人事部から「在宅ばかりしている“ズルしているヤツ”」という烙印を押され、部下の評価が下がれば自分の評価も下がるとばかりに手のひらを返してきました。
突然就労時間が減るのに、業務量をどうするかという具体策もまったく呈示せず「で、どうします?」を繰り返すのみ。
それを調整するのがあなたの仕事でしょ(-_-;)

結局、すぐに時短勤務パターンに変更し、私の業務の一部はほかの社員に割り振られました。
突然仕事を増やされて同僚は迷惑でしょうが、もともと私より仕事が少なかったのでフルタイム給与分の業務量になってちょうどよかったかも。。。

時短にしても会社の滞在時間を確保するのは難しく、週に2回ほど早朝に出社することにしました。
ニャム夫にニャ娘の登校を付き添ってもらい、私は朝6時台の電車に乗るのですが、寝ている間に私がいなくなるとニャ娘が情緒不安定になるのと、ニャム夫が髪を結うことができないため、いつもの起床時間より早くニャ娘を起こさなければなりません。
まだ寝ていていいはずのニャ娘を起こして、慌ただしく髪を結い、ごめんねと何度も言いながら家を出ますが、これって誰得?と本気で思います。
会社に着くのが朝7時すぎで、誰もいないフロアで仕事していると、会社に誰もいなかったらどこで仕事しても同じじゃないかという虚しさがこみ上げてきます。
会社に滞在する時間を稼ぐために、家族に苦労をかけて、誰もいない会社へ行く意味って。
ほんと、なんなんだろ、まったく意味がわかりません。

ちなみにテレワークをフル活用していたときにはこんなことができていました。
朝早く起きて、家族が寝ている静かな時間に前日のメールをチェックし、返信したり納期の迫っている案件を処理。
(メール返信は早朝だと取引先に失礼なので送信時間指定で朝8時に設定していました)
ニャ娘を起こす時間にいったん終業し、学校へ行くまで過ごします。
一緒に学校まで行き、教室の窓でクラスの子供たちとおしゃべりをしたりして、予鈴が鳴ったら駅へ向かうか、もしくは帰宅します。
そのまま電車で出社したり、帰宅して家で仕事したりしていました。
読み聞かせのボランティアやPTA役員の活動などがあるときは、そのまま学校で活動を行うこともできていました。

テレワークの最大のメリットは、ちょっとしたことがスムーズにできることで、日常にゆとりができることです。
家で仕事していれば宅配も受け取れるし、郵便局や役所の手続きなど30分くらい抜けてサッと済ませることもできる。
労働基準法で定められている一時間休憩も、早めに昼食を済ませてしまえば、空いた休憩時間で掃除や洗濯ができます。
ひとつひとつは些細なことですが、積み重なれば日常に支障をきたすようなことが、テレワークによってクリアできるのです。
なにより、子供を学校まで送り届け、帰宅時にも迎えに行かれるというのが私にとって一番ありがたいことでした。
テレワークで就労できれば、学校のボランティア活動や家族の病気・ケガなどで休暇を取らなくても対応できます。
これまでやむを得ず働かなかった人たちが、家庭と仕事の「二足のわらじ」を履ける可能性がグッと広がります。
また、いままでPTAなどの活動は専業主婦に押し付けられがちでしたが、テレワーク可能な社会になれば、活動可能な人材が一気に増えます。
いろんな人がちょっとずつ支え合うことで、よりよい社会にしていくことが可能なのです。

深刻な人手不足、いっこうに緩和しない通勤ラッシュ、子供の長時間保育など、誰にとってもメリットのない問題を一気に解決できる方法なのに、どうして浸透していかないのでしょうか。
それはやはり、管理者が新しいことにシフトしたくないからだろうと思います。
新しいことを取り入れると、想定外のことが起こる可能性が高まります。
それに対応するのがめんどくさいのでしょう。
また、会社に来ない人は仕事しないという昭和的な考えが根幹にあるのだろうと思います。
逆に言えば、会社に長く滞在している人が、会社から見ると「会社に貢献している人」のような印象があるのでしょう。
テレワークを導入する前、人事部で「テレワークなんか導入したらサボるに決まっている」と言っている人がいました。
でも、テレワークでサボる人は、会社にいてもサボってる人なんですよね。

ためしに「テレワーク 普及しない」でググってみると、「PRESIDENT Online」にもまったく同様の記事が掲載されていました。

「利用が進まないのは本人より上司が積極的に認めようとしないからです。上司にとっては部下が見えないところで仕事をしているのが不安なのです。つまりフェイスツーフェイスのコミュニケーションがなくなることが不安で仕方がない。在宅で仕事ができるのはわかっていても、自分の視野から消えるのが怖いのです」
職場では常に部下の仕事ぶりを観察し、何かあれば「報・連・相」を通じてコミュニケーションを取ることが習い性になっている上司にとってはそうかもしれない。だが、逆に言えば部下を信頼し、仕事を任せ切れていない上司の側にも問題があるだろう。

「希望は多くても在宅勤務が普及しない理由」より引用)

結局、上司が新しい就労スタイルを運用する自信がないということが一番の障壁となっているというのは、私も現実に目の当たりにしました。
でも上司も毎日なにもせず部下を見ているだけでいい時代は終わると思うんですけどね。。。

「フルタイム勤務」といいながらほとんど仕事していない人や、会社に一日いてずっとおしゃべりしている人を見ると、とにかく会社にさえいれば勤務していることになるのか、勤務を実際に遂行している物量よりも会社内に滞在している時間のほうが重要視されるのか、そう思うと著しく落胆します。
参議院には車椅子の議員が誕生し、分身ロボット「OriHime」の導入が検討されている時代なのに、【会社に日参する人が真面目】という時代錯誤感。
某大手SNS運営会社はオフィスへの出勤日数が月に3日だそうです。
全然問題ないそうです。

「通勤」という行為がどれだけ必要であるか、そして反対にどれだけ非生産的であるか、それぞれの視点で冷静に分析することができないものか、なぜ考えようとしないのか不思議ですし残念に思います。
もちろん営業職や実店舗に勤務する人などは通勤が必須でしょうが、主にインターネット上のサービスをしていたり、事務作業であればどこにいても仕事ができるという職務内容は多いと思います。
どこでも仕事できる人がなぜわざわざ混んでいる不快な電車に乗って会社に行かなければいけないのか。
なぜあんな苦しい思いをして皆が同じ方向の電車に乗る必要があるんでしょう。
学生は授業開始時間が決まっているからしかたないと思うんですが、毎日同じ場所を死守するため必死で電車の乗降口付近にへばりついているスーツのオッサンを見ると本気で萎えます。
それがあなたの仕事なのか。。。
実際、そういう「オレの場所絶対譲らないオジサン」にからまれて警察を呼んだこともありますが、日本(というか東京)の通勤電車の異常さがそうさせるのだろうとも思います。

来年のオリンピックで多少はテレワークも広がるのでしょうが、どうせ来年やるならいまやっても同じじゃん。。。
というわけで、仕事へのモチベーションが一気に下がった私でした。
簡単に「時短にすればいい」と言われたことに対しても、時短就労でどれだけ給与が差し引かれるのか、お前考えたこともないだろうが!と上司にどなってやりたい気持ちでした。
あーあ、ほんとに転職考えようかな。。。


Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/nyamlet/nyamlet.net/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 8

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/nyamlet/nyamlet.net/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 9